No.
|
Questions
|
Answers
|
1 |
正しく測定するためにはどのような注意が必要ですか? |
舌背の測定部位(先端から約10mmの舌背中央部)にセンサーが垂直になるようにしっかりと当て、200g程度の測定圧で圧接します。測定圧により測定誤差が生じることがありますので、圧接力を十分に訓練してください。 |
2 |
200g程度の測定圧はどのように訓練するのですか? |
家庭用の料理秤あるいは郵便物秤などの上にスポンジなどを載せて、目盛りをみながらセンサーをその上にゆっくり押し当てていき、200gの加圧の程度を把握してください。これを盲目的に200g程度の測定圧で圧接できるよう繰り返し練習してください。「ピッ」という音がしたとき、測定が開始されそのときの圧力が約200gになるよう設計されています。 |
3 |
測定開始および終了時のブザーの告知音は、どんな音がするのですか? |
測定が開始されるときは、「ピッ」という音がして、約2秒後の測定が終了したときは、「ピピッ」という音がします。 |
4 |
測定する前に5分間程度安静状態にするのはなぜですか? |
5分間程度の身体的・精神的安静状態を設定することで、水分・食事摂取や鼻閉などによる口呼吸、受診時の精神的ストレスや問診などによる会話などの影響を受けずに、より再現性のある測定値が得られるからです。 |
5 |
測定部位は舌背部とありますが、頬粘膜を測定してはいけませんか? |
舌背部あるいは頬粘膜を測定するのが一般的ですが、頬粘膜では乾燥状態であっても正常値を示す傾向があるため、舌背部のほうが口腔内の乾燥状態をより反映していると考えられます。また頬粘膜の近くには唾液腺開口部があるため、その影響を直接受けやすく口腔内全体をみるには適していないようです。ただし、気管内挿管下にある患者さんに口腔ケアを行うときなどは、頬粘膜部位を測定する場合もあります。 |
6 |
測定は1回でよいのですか? |
舌背部を連続して、3回測定してください。それらの中央値を採用してください。例えば、1回目30.5、2回目29.5、3回目30.0となった場合、3回目の30.0を採用します。 |
7 |
本体が汚れたときはどのような手入れをすればよいですか? |
布などを水またはぬるま湯に浸し、よくしぼってからていねいに拭いてください。消毒用アルコール、シンナーなどの有機溶剤、ポピドンヨードなどでは拭かないでください。本体が破損したり、色素が付着するおそれがあります。 |
8 |
センサーが汚れたときの手入れの方法は? |
センサーは精密な加工品です。センサーが汚れたときや、センサーに水分が付着したときは、清潔な布をぬるま湯に浸しよく絞って軽く拭いてください。さらに、半日ほど乾いた空気中に放置して、十分に乾かしたあと使用してください。 |
9 |
電源は入っているが、測定できないのですが? |
一定の加圧が必要です。センサー部が可動するスイッチになっていますので、センサーを測定部位に垂直に当てて、一定の測定圧(200g程度)で圧接してください。 |
10 |
電源を切り忘れてしまうことがありますが? |
省電力のため、所定時間に操作がなかった場合、3分後に自動的に電源がオフになりますので、ご心配ありません(オートパワーオフ機能)。 |
11 |
電源を強制的に切るにはどうすればいいのですか? |
3秒間長押ししてください。自動的に電源がオフになります(強制パワーオフ機能)。 |
12 |
センサーカバーを装着するときの注意点は何ですか? |
センサーカバーをかぶせるときは、カバーの先端を約10mm余らせてください。強く引き過ぎると、センサーの可動部分が圧迫され、正確な測定ができなくなります。 |
13 |
センサーカバーは他のものを使用してもよいですか? |
センサーカバーは必ず専用のものを使用してください。
他のもので代用しますと、材質や厚みの違いにより正しい測定値が得られなくなります。 |